評価【★★★☆☆】3.3/5点満点中
監督
ポール・W・S・アンダーソン
脚本
ポール・W・S・アンダーソン
出演者
ミラ・ジョヴォヴィッチ
ミーガン・グッド
ロン・パールマン
ディエゴ・ボネータ
トニー・ジャー 他…
あらすじ
消息を絶った偵察小隊の捜索に当たっていたアルテミス率いる特殊部隊は、激しい砂嵐に飲み込まれてしまう。砂嵐が去った後、彼らのの目の前に現れたのは、未知なる世界と・・・ありえないサイズの超巨大モンスター!果たして元の世界に戻る方法はあるのか? すべての真実を知るためには、次々襲来する巨大モンスター達を倒し、生き残るしかない。狩るのは人間か? モンスターか!? 究極のサバイバルがいま始まる!
フィルマークスよりあらすじ抜粋
総評
カプコン原作の同名ゲームを実写化した作品。そして何度目かのポール・W・S・アンダーソン監督とミラ・ジョヴォヴィッチの夫婦作品でもあります。
ゲームは未プレイなのであまり再現度についてはわかりませんでしたが、話の流れは監督の作品である「バイオ・ハザード」と似ているなと考えられます。類似点として、精鋭部隊がものの30分程度でミラ・ジョヴォヴィッチ以外全滅してしまう点や、現場で知り合った男と共闘する点などが挙げられます。
また良かったところとしてはモンスターたちの造形でしょうか。ゲームから飛び出してきた、いやそれ以上の質感で巨大怪獣が出てくるのは、本作の華といっても過言ではないでしょう。
しかし本作の途中でディアブロスを撃破してからの中だるみがすごいというか。2体目のリオレウスについては、軍隊破壊描写こそありますが焼き直しにしか見えず、そこは残念でした。またミラ・ジョヴォヴィッチ対トニー・ジャーというアクション映画を代表するスター二人のタイマンシーンもあるのですが、それもカメラがチャカチャカと動くため、動きが分かりづらかった点も惜しいところでした。
総じて自分はこの映画を観て、ゲームをやりたいという気持ちにさせられなかったのですが、ゲーマーの皆様はいかがだったでしょうか。ウィキペディア情報によるので、正確な情報とは限りませんが本国では大爆死だった模様です。モンスターの造形はリアルティのあるものでよいとは思うのですが…。