マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)上映時間:129分
評価【★★★☆☆】3.1/5点満点中
監督
リリー・ウォシャウスキー
ラナ・ウォシャウスキー
出演者
キアヌ・リーヴス
ローレンス・フィッシュバーン
キャリー=アン・モス
ヒューゴ・ウィーヴィング 他…
あらすじ
ネオ、トリニティー、モーフィアスらはマシンとの壮絶な戦いの中で、人類の勝利と滅亡の瀬戸際に立たされていた。ネオは人類がいまだかつて踏み入れたことのない領域=マシン・シティーの心臓部に入り込む。そして1秒毎にパワーを増し、マシンにさえも制御不能となったスミスと最後の対決を迎えた・・・。“マトリックス”3部作、衝撃の最終章!
フィルマークスよりあらすじ抜粋
総評
現実と非現実が入り混じってどちらが現実なのかあいまいにさせていた前回、前々回と異なり、今回は前作で評判の良かったトンデモバトルシーンをこれでもかと盛り込んでいます。単体の映画としては、どうにも消化不良感が否めません。
ザイオンでの防衛線もやや単調で、迫力はあるのですが、銃乱射ばかりで正直飽きが来てしまいました。
ネオとスミスの戦いに関しても規模がでかすぎてもはやよく意味が分からない状態になっており、最後のオチも「あぁそうなのね」というかんじでした。
よかった点としては、スミスの生き生きとした感じでしょうか。「ミスターアンダーソン!」と元気よく挨拶し、ニッコニコでネオと戦う様子はこちらも笑顔になってきます。また、トンデモカンフーは本作でも健在で、そこも抑えるところは抑えているなという感じです。
総じて、前作の続編という事もあり、起承転結の転の途中から結までを描いたような本作ですが、ややおいてきぼりな感じは否めません。ただ、抑えるところは抑えているので、三部作一度もみたことがない方は一通り観てみてはいかがでしょうか。