評価【★★★☆☆】3.8/5点満点中
監督
バリー・ソネンフェルド
脚本
バリー・ファナロ
ロバート・ゴードン
出演者
トミー・リー・ジョーンズ
ウィル・スミス
リップ・トーン 他…
あらすじ
5年前、相棒のKと共に地球の危機を救ったJは、今やMIBのエリート捜査官として平穏な毎日を送っていた。しかし、そんな彼の前に地球上では下着のモデルとして活躍している超セクシーエイリアンのサーリーナが現れ、MIB本部を占拠してしまう。一人助かったJが頼れるのは、エージェント時代の記憶を抹消されて郵便局長として働く元相棒のKだけ。果して我等が地球の運命は、この2人によって救われるのか!!
フィルマークスよりあらすじ抜粋
総評
言わずと知れたエイリアンコメディの第2弾。またまたあのコンビが帰ってきました。前作から5年が経ち、エリート捜査官になったJは、同僚を失いながらも(自分から消している)平穏な日々を送っていましたが、サーリーナというきわどい恰好のエイリアンが登場したことで、MIB本部が大混乱。サーリーナを妨害する唯一の手段は一般市民としてエージェントから離れたKだけだった。
前作同様の凸凹コンビによるバディもの。しかし本作は前作にあったような漫才感が少し薄れてしまっています。というのも、前作では何も知らなかったJがKのボケに突っ込むという流れがあったのですが、本作ではエリート捜査官になってしまったことで、JがKに振り回されず、どちらも威張りあうかの様な掛け合いになってしまっています。
またエイリアンデザインも前作にあったような日常の中に紛れ込むエイリアンという要素は郵便局のシーンくらいなもので、残りは普通のエイリアンデザインになってしまったのも残念な点でした。
今作のラストも人間の世界がエイリアンたちの使う駅のロッカーの一つに過ぎないというラストは夢を持たせてくれていいラストだと思います。
総じて1の漫才感は薄れてしまったものの、コメディ色は変らずエンタメ作品として85分の短さで見やすい作品になっています。また、今は亡きマイケル・ジャクソンが見られる映画にもなっていますので、1しか見たことがない方が是非。