評価【★★★☆☆】3.5/5点満点中
監督
ポール・グリーングラス
出演者
マット・デイモン
ジュリア・スタイルズ 他…
あらすじ
愛する女性マリーを殺され、未だ記憶も戻らぬままに孤独な闘いを続けていたジェイソン・ボーン。英国の大手新聞ガーディアンの記者ロスは、CIAの極秘計 画である“トレッドストーン”の進化系“ブラックブライアー”の手がかりを追っていた。CIAの内部告発も絡むこの記事を追い、ボーンはロスの前に姿を現すがロスは公衆の面前で射殺されてしまう!CIA内部調査局長・ランディは、局内での不穏な動きを感じ、ボーンと接触を試みる。さらにボーン殺害を狙う ヒットマンは世界中で彼を待ち構えていた動き始めた巨大な闇、ボーンの闘いはさらに激しさを増す!!
総評
ボーンシリーズ第3弾、ボーンの逃走劇はついにクライマックス。
実際の話はというと、いつも通りボーンが逃げて、敵を出し抜き、CIAは無能なまま、ボーンの記憶も戻ったのか、戻ってないのか。さすがにこの短期間で3作見ると、同じ展開でやや見飽きた感じがあります。
しかし、見ごたえのあるシーンは多数あり、モロッコでの屋上でのチェイスシーンは、後の映画、007などでもオマージュされるほど、緊迫感とアクションとしての新鮮味にあふれています。また、ニューヨークでのカーチェイスシーンについても、スーパーカーを使用せずに、壊れるまで走り続けるのは、ジェイソン・ボーンという人間を表現しているかのようです。
総じて展開はやや見飽きてしまう感じはあるものの、随所に見ごたえのあるシーンが多く、アクション映画としても完結編としても十分な一作になっているのではないでしょうか。え、続編あるの?ま、それはまたどこかの機会にでも。