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インデペンデンス・デイ(1996年製作の映画)上映時間:145分

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評価【★★★☆☆】3.5/5点満点中

監督
 ローランド・エメリッヒ
脚本
 ディーン・デヴリン
 ローランド・エメリッヒ
出演者
 ウィル・スミス
 ビル・プルマン
 ジェフ・ゴールドブラム  他…

 

あらすじ

宇宙センターで衛星アンテナが奇妙な音をキャッチした。報告によると、質量が月の4分の1もある巨大な物体が地球に接近しつつあるという。その正体は異星人の宇宙空母であった。彼らは人類への攻撃を開始し、主要都市は一瞬にして廃墟と化す。絶滅の危機にさらされた人類は、ついに史上最大の作戦を開始する!

 

総評

「ID4」とも略される本作インディペンデンス・デイ。ローランド・エメリッヒ監督の代表作ともいえるでしょう。本作の目玉になるところは、戦闘機とのドッグファイト、シンボル的建物の破壊シーン、そして最終決戦の三つでしょう。そしてその三つのうち二つがスターウォーズ的な作りになっているのも本作が面白い点です。

戦闘機のドッグファイトシーンは渓谷を飛んでいくシーンになっているのですが、それがデススター攻略戦のランチ突入シーンに良く似ています。細長い通路をくねくねと飛行するシーンは後の他作品にも受け継がれていますね。

続いてシンボル的建物の破壊シーン、これも目の前まで来てそのバカでかい図体からビーム一発で薙ぎ払っていくシーンは本作の白眉ですね。ミニチュアによる破壊描写は今見ても迫力がありますし、エメリッヒ監督ならではの規模の大きい余波の描写も良いですね。
そして最終決戦、これはもう完全にデススター攻略戦といっても過言ではないでしょう。迫りくる敵機、歯が立たない敵の基地、バリアを破る別動隊、そして一点を狙った決死の攻撃。全てが似通っていますが、それが逆に良いですね。やはり熱くなれます。

総じて、2時間20分と決して短い時間ではないものの、溜めて溜めて最後の最終決戦でドーンとぶちかましてくれる、爽快感のある作品になっています。7月4日の独立記念日にはまだ遠いですが、是非ご鑑賞いただければと思います。