評価【★★★★☆】4.2/5点満点中
監督
ブレット・ラトナー
脚本
ロス・ラマナ
出演者
クリス・タッカー
ジャッキー・チェン
エリザベス・ペーニャ 他…
あらすじ
東洋一、手が速い男。ミーツ 西洋一、口が減らない男。
娘を誘拐された中国領事ハンが、香港時代からの生え抜きの刑事リー警部補を呼び寄せる。他の警察が入ることが目障りなFBIはリーを引き留める為、ロス市警のお騒がせ刑事カーターに任務を依頼する。性格が真反対な二人は最初は反目しあっていたが、徐々に信頼しあう様になる。そして事件は思わぬ黒幕が潜んでいることが判明するー。
総評
ジャッキーチェンの米国興行収入1億ドル突破作品。金曜ロードショーで昔見たのを今でも覚えています。コメディとアクションのバランスが心地よく、見終わった後の爽快感が残る一本になっています。
ジャッキーのアクションとクリスの早口とが絶妙に合っており、本作の魅力をグンと引き上げています。中盤エドウィン・スターの「War」を歌うシーンでは、息ぴったりな二人を見ることができ、こちらの肩も彼ら同様揺れてしまいます。
言葉も習慣も性格も真反対である彼らが一人の少女を救うという使命を前に、はじめは全く信用していない状況から、様々なトラブルを前に徐々に信頼しあう様になっていくので、バディものとしても楽しめるようになっています。
総じて、アクションコメディとしての完成度の高さはもちろんのこと、主演二人の息ピッタリなやり取りにこちらも楽しくなってしまうそんな一作になっています。