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リーサル・ウェポン3(1992年製作の映画)上映時間:118分

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評価【★★★☆☆】3.5/5点満点中

監督
 リチャード・ドナー
脚本
 ジェフリー・ボーム
 ロバート・マーク・ケイメン
出演者
 メル・ギブソン
 ダニー・グローヴァー
 ジョー・ペシ
 レネ・ルッソ  他…

 

あらすじ

 警察に押収されたはずの自動小銃で殺人事件が発生。
マータフは、事件を引き起こしたのが未成年である息子の友達だったため、事態の重大さにリッグスを巻き込み捜査を急ぐ…。
警察内部に犯人がいる恐れがあるため、2人とは別に内部事件調査部の女刑事ローナ・コールも独自に捜査を進めていた。
果たして、事件の背後では、元警部補ジャック・トラヴィスが犯罪を指揮していたのだった!

総評

 リーサルウェポンシリーズ第3弾。90年代に入り、アクション面のボリュームの多さが際立ってきました。冒頭のビル爆破シーンは物語と直接関わりがないものの、大迫力の映像を作り出しています。そのあとの巡査に降格する二人という流れも面白かったですね。

 今回の敵は元刑事の男、トラヴィス。元刑事という設定自体はそこまで活かされてはいませんが、序盤のセメントで人を埋めるシーンで”悪”であることを象徴しています。

 アクションもパワーアップしており、二丁拳銃を使うリッグスのちょっと荒唐無稽なガンアクションも出てきますし、ラストの銃撃戦は燃え上がる炎の中での攻防戦がくり広げられており、緊迫感のある作劇になっています。

 しかし、本作のいいところというとやはりリッグスとマータフとのやり取りでしょう。いつもの軽口と前作以上に明るくなったリッグスと翻弄されながらも彼を支えるマータフ。このキャラクター性だけで本作をけん引していますね。

 お茶の間でも楽しめる一作になっています。是非一度ご鑑賞下さい。

追伸:傷の見せ合いをしながら、ラブシーンへと移るときは「何を見せられてるんだ」と思ってしまいました。