ラスト・ボーイスカウト(1991年製作の映画)上映時間:105分
評価【★★★☆☆】3.2/5点満点中
監督
トニー・スコット
脚本
シェーン・ブラック
出演者
ブルース・ウィリス
デイモン・ウェイアンズ 他…
あらすじ
ある日、アメフトのスター選手が試合中に事件を起こしその場で拳銃自殺をする。
一方で、元シークレットサービスで私立探偵のジョーは、警護依頼中のダンサーを殺されてしまう。ダンサーの恋人で元アメフト選手のジミーと共に、犯人を追うがその陰には政治とスポーツの暗い影があった。なぜ彼女は殺されたのか—。
総評
ハードボイルド系かと思いきや、意外とラフな感じで話が進み、最後はくすっと笑えるようなエンタメ映画になっていました。落ちぶれて酒とたばこを手放せない中年男と、元スター選手ながらも薬物中毒になった青年二人のタッグは、噛み合ったり噛み合わなかったりと凸凹感があり、楽しい雰囲気を作っています。ハルベリーもちょい役で出ていたりと意外な発見も。
しかし、脚本が面白いかというと犯人探しの面では、これでもかと犯人が分かりやすい作りになっており、アクションとしては撃ちまくり、殺しまくりで派手ではあるのですが、やややり方や解決方法が横暴な感じが否めませんでした。
その点を抜きにして、劇中の軽口のような感じで、軽く見るにはちょうど良く、午後のロードショーで流れていたらいつの間にか見終わっていたような感覚を味わえますので、気軽な気持ちでどうぞ。