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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)上映時間:96分

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評価【★★★★☆】4.3/5点満点中

監督
 クリストファー・ランドン
脚本
 クリストファー・ランドン
 スコット・ロブデル
出演者
 ジェシカ・ローテ
 イスラエル・ブルサード
 ルビー・モディーン  他…

 

あらすじ

 主人公ツリーは、キャンパスの女子寮に暮らすイケてる大学生。遊んでばかりの彼女は、誕生日の朝も
見知らぬ男のベッドで頭痛とともに目を覚ます。慌ただしくルーティンをこなし、夜になってパーティに繰り出す道すがら、彼女はマスク姿の殺人鬼に刺し殺される。しかし目を覚ますと、またも誕生日の朝、見知らぬ男のベッドの上にいる。そしてまた同じ 1 日を繰り返し、また殺されてしまった。彼女はエンドレスのタイムループにはまりこんでいたのだ!タイムループを止めるには犯人を見つけることだと気づいたツリーは殺されても、殺されても、立ち向かう。しかし、その先には予想もしない衝撃の事実が待ち受けていた……。

 

フィルマークスよりあらすじ抜粋

filmarks.com

 

総評

 面白かったぁ~。数あるループものの中でも上位に入る傑作を観てしまいました。ビッチな女子大生ツリーは、誕生日に殺されるたびに誕生日の朝に戻る日々を繰り返していく。

 この手の作品の流れとして、殺されながら学習していき、そして成長していく様が描かれるのですが、その様が底抜けに明るい!髪を染めてみたり、迷彩柄でカモフラージュしたり、迫られていた男がゲイであることを知ったり、全裸で過ごしてみたりと、とことんコメディに寄っています。

 映画の終盤、親身に接してくれたカーターへの愛情が芽生えてくるツリー。殺すチャンスがあったのに、自ら身を挺して守ってくれたカーターを想い自分から死を選びます。そして、自分の今までの行いを悔いる様に、迷惑をかけた相手や父親に対して自分の想いを吐露していきます。その場面のさわやかなこと思わずニッコニコになってしまいます。これで最後のループかぁなんて思っていると…。

 最後のオチは、本文ではあえて言わないでおきましょう。ご自身の目でご確認いただければと思います。とにかく明るいデスループ映画、続編がほんとにあるの?という終わり方ですが、是非見てみようと思います。