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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)上映時間:150分

公式サイトはこちらから

評価【★★★★☆】4.0/5点満点中

監督
 ジェームズ・ガン
脚本
 ジェームズ・ガン
出演者
 クリス・プラット
 ゾーイ・サルダナ
 カレン・ギラン
 ブラッドリー・クーパー
 ヴィン・ディーゼル
 デイヴ・バウティスタ  他…

 

あらすじ

アベンジャーズの一員としてサノスを倒し世界を救ったものの、ガモーラを失ったショックから立ち直れないピーター・クイルとガーディアンズの仲間たち。そんな彼らの前に、銀河を完璧な世界に作り変えようとする、恐るべき狂気の科学者が立ちはだかり、ロケットに命の危機が迫る。家族を超えた絆で結ばれた大切な仲間の命を救うカギは、ロケットの知られざる過去に隠されていた…。最強の落ちこぼれチームvs最凶の完璧主義者の全銀河の運命をかけたラストバトルが今、始まる――。

マーベル公式サイトより引用

marvel.disney.co.jp

 

総評

 あのガーディアンズの最終章!今後続編が作られたとしても、ジェームズ・ガンはDCに移ってしまったのでホントの意味での最終回といえるでしょう。その最終章の出来はというと…。ジェームズ・ガンさすがの一言です。

 今作は主人公がロケットといっても差し支えないほど彼をフィーチャーした作品でした。なぜ彼が二足歩行でしゃべるアライグマになったのかを描いています。その物語のなんとえげつないことか。今回のヴィランである「ハイ・エボリューショナリー」は理想を追い求める科学者かと思いきや、物語が進むにつれて飛んだクソ野郎である事が判明していきます。そのあまりの行いのひどさに引いてしまう人もいるでしょう。

 クライマックス直前の長回しによる通路でのアクションシーンは、監督の前作である「ザ・スーサイド・スクワッド」でも見られたシーンでよりグレードアップして見せてくれています。それぞれのメンバーの長所を活かしたアクションは必見です。

 総じて大方満足はしているのですが、若干尺が長く感じられてしまったこと、ギャグシーンが少しくどいかも?という感じがほんの少しのマイナス点です。

 ガーディアンズを追ってきた人ならば、この結末を見届けるしかないという作りになっています。これからガン監督が作っていくDCの世界もかなり期待できるそんな一作になっています。おススメ。