評価【★★★☆☆】3.1/5点満点中
監督
石井てるよし
出演者
石井一枝
竹中直人 他…
あらすじ
レポーターの沢木と取材班は、新人アイドル・加藤恵美の新曲「ラヴ・クラフト」のプロモーションをドキュメンタリー番組とするため、作成の舞台裏や関係者への取材をスタートした。
ジャケット写真の撮影中、恵美めがけて天井の照明機材が落下する事故が発生する。またこの日撮影した全ての写真には、恵美の背後に白い人影が写り込んだため撮り直しとなった。
レコーディングでは、歌の途中に女性の声のような奇妙な音が紛れ込んでいることが判明し、新曲の作成は難航する。
総評
竹中直人がジャケットに大きく出ていますが、ほぼ声の出演のみといっても過言ではなく、最後1分ほどしか登場しませんので、まずはその点をご注意下さい。
フェイクドキュメンタリー調の映画で、わざわざ吉田照美や水野晴朗が本人約で登場し、あたかも本物かの様に演出されている。
話自体はよくある怨念系の映画ではあるのですが、怨念が行き過ぎて爆発したりと、結構やりたい放題な作品です。
最後1分ほど出てくる竹中直人が変顔を長々とやった後、スンとした表情で締められる映画で、そこが何とも言えない雰囲気を醸し出しています。