評価【★★★☆☆】3.3/5点満点中
監督
ピエール・コフィン
脚本
ケン・ダウリオ
ブライアン・リンチ
出演者
サンドラ・ブロック
ジョン・ハム
マイケル・キートン 他…
あらすじ
人類が誕生する遥か昔、黄色い生物としてミニオンは誕生した。
長い年月をかけて進化しながら、絶え間なくその時代の最も強いボスに仕えてきた。
Tレックスからナポレオンなどあらゆるボスに仕えてきたが、失敗ばかりで長続きしない。
やがて仕えるボスがいなくなり、ミニオンたちは生きる目的を見失ってしまう。
ミニオン滅亡の危機が迫る中、兄貴肌のケビン、バナナのことで頭がいっぱいのスチュアート、そして弱虫のボブが仲間たちを救うべく立ち上がった。
極寒の南極からニューヨーク、そして流行の最先端を行くロンドンへ――
新たな最強最悪のボスを探しに、ミニオンズの壮大な旅が始まる。
フィルマークスよりあらすじ抜粋
総評
怪盗グルーシリーズのスピンオフで、むしろ本流になったともいえるミニオンズシリーズの第一作です。結論から言うと、怪盗グルーシリーズを観なくても楽しめる作品になっており、非常に観やすい作りになっています。
ミニオンズ達がいかにして生まれたかというところから始まり、彼らが”ボス”に仕えることを生きがいにしていること、そしてそのボスがいなくなってしまったので、生きる目的を見失い迷っていたところに、主人公であるケビン、スチュアート、ボブの3人(?)が、ボスを探す旅に出るというストーリー。
本作の敵である、スカーレット役をサンドラブロック、相棒のハーブ役をジョンハムが演じており、違和感なくさすが俳優という感じです。日本語吹き替え版は天海祐希さんが演じているそうで、彼女も役に合いそうですね。
総じて子供に人気が出るのもうなずけるくらい、かわいらしくギャグも満載の映画になっています。ところどころに60年代カルチャーを入れてきているのもポイントですね。ニヤリとさせられます。91分と見やすい作品ですのでミニオンズシリーズの入り口としてご鑑賞いただければと思います。