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ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)上映時間:137分

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評価【★★★☆☆】3.2/5点満点中

監督
 リュック・ベッソン
脚本
 リュック・ベッソン
原作
 ピエール・クリスタンジャン=クロード・メジエール
出演者
 デイン・デハーン
 カーラ・デルヴィーニュ
 クライヴ・オーウェン 他…

 

あらすじ

 西暦2740年。連邦捜査官のヴァレリアン(デイン・デハーン)とローレリーヌ(カーラ・デルヴィーニュ)は宇宙の平和を守る任務に就き、銀河をパトロールして回っている。ふたりは“アルファ宇宙ステーション”へと向かう。そこは長い年月を経て拡張を続け、あらゆる種族が共存する“千の惑星の都市”として銀河にその名を知られていた。しかし、その深部には邪悪な陰謀と、宇宙の歴史から抹殺されようとしていた“秘密”があった……。果たしてヴァレリアンとローレリーヌは“千の惑星の都市”と銀河の危機を救うことができるのか―!?

 

フィルマークスよりあらすじ抜粋

filmarks.com

総評

 昔見た(といっても公開は2017年で、見たのはおそらく去年か一昨年位)にも関わらず、全くストーリーを覚えておらず、Amazonプライムで見放題終了間近だったので視聴。結果としてやはりストーリーを思い出すことはなく、そしてまた忘れることでしょう。「フィフス・エレメント」のリュック・ベッソンが監督した本作。1億9700万ユーロの製作費となりましたが、1億3500万ドルの損失を計上したという嫌な記録を残しています。
 なぜでしょう印象に残らないのは。そして愛を語るヒロインに感情移入できないのは。デヴィッド・ボウイの「Spaceoddity」に合わせながらのOPはテンポよく宇宙史を振り返ることができ非常に楽しく色とりどりです。次々と握手していく人が人種豊かになり、人種どころか宇宙人とも手を取りあうというのは”アルファ”がユートピアであることの象徴の様です。

 また 特殊効果やアイデアはすごく、シェイプシフターが登場したり、次元?空間?を横断しながらのアクションは目を見張るものがあります。が、主人公やヒロインの会話劇やストーリーが冗長で2時間17分という長さも相まってどんどん眠くなっていきます。ただ、嫌いではないんですけどね。この作品。どこかハッピーな空気が漂っています。

 総じてストーリーはさておきアイデア一発勝負!な作品であり、珍作としては楽しめるのではないでしょうか。また、ディン・デハーンとカーラ・デルヴィーニュの美男美女を眺められるという点では良い作品ともいえるでしょう。ただ惜しむべきはそんな二人の会話シーンが欠点でもある事ですが。