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デアデビル ディレクターズ・カット版(2003年製作の映画)上映時間:133分

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評価【★★★☆☆】3.2/5点満点中
監督
 マーク・スティーヴン・ジョンソン
脚本
 マーク・スティーヴン・ジョンソン
原作
 フランク・ミラー
出演者
 ベン・アフレック
 ジェニファー・ガーナー
 コリン・ファレル  他…

 

あらすじ

盲目の弁護士、マット・マードックは二つの顔を持つ。昼は弁護士として弱者を助け、夜は正義の復讐者として、法の目が届かない巨悪を裁く。彼は少年時代の事故により、視力を失うが、超人的な感覚"レーダーセンス"が覚醒する。並外れた運動能力と格闘技を体得したマードックは、恐れを知らぬ男デアデビルと名乗り、ニューヨークの闇に潜む悪と対決する

Amazonよりあらすじ抜粋

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総評

 2003年版デアデビルです。まだMCUもなかったころの作品ですが、先に劇場で公開されていたスパイダーマンと同じくニューヨークを舞台にしています。ゴールデンラズベリー賞ベン・アフレックが最低主演男優賞を受賞していますが、出来はというと…。

 ストーリーは全体的に暗い雰囲気が漂っていますが、デアデビルの出自、有名な敵役との戦い三連荘、そして昼間の法廷ドラマと盛りだくさんの内容になっています。では何が足りないのかというと、やはりヒーローとして人を救うシーンでしょうか。デアデビル自体が昼間の法廷で裁けない人を裁くという設定があるためか、人を救うシーンよりも暗がりから襲うシーンの方が多く、それがヒーローらしさを失わせている様に思います。

 コリン・ファレル演じるブルズ・アイはいつも楽しそうで見ていてこちらも楽しくなります。また、後にアイアンマンを撮るジョン・ファブローも相棒役として登場します。彼のヒーローの相棒役はここから始まったのかもしれませんね。

 総じて前評判程ひどくもない映画になっています。見どころは十分用意されていますし、コリン・ファレルは楽しそうです。

 どうでもいい話ですが、本作はやたらとマスクを剝がされます。ベン・アフレックと製作側との間で顔を見せる時間の契約でもあったんですかねぇ。逆に最近のMCUはマスクを自分から脱ぎすぎですね。