評価【★★★☆☆】3.0/5点満点中
監督
ジョン・ワッツ
出演者
トム・ホランド
ゼンデイヤ
ベネディクト・カンバーバッチ
ネタバレありなので、映画視聴済みの方のみ読んで下さい。
映画館を出たときは楽しかったなぁという気持ちが、歩いているうちに
何でこうなったんだっけ誰のせいだ?っていう気持ちが溢れる。
整理のため、あらすじを振り返ると
ミステリオのせいで、正体が暴かれ大切な人に迷惑が掛かる。
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ストレンジに助けを求めるもストレンジ失敗(ピーターのせいと言う。)
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ヴィランが並行世界から大集合
(何故来たかはともかくなんの理由もなく暴れまくるヴィラン達)
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ヴィラン治療へ、その間ストレンジ隔離
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ヴィラン治療失敗、メイおばさん旧シリーズのおじさんと同じことを言う。
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唐突に旧シリーズスパイダーマン大集合(アがるポイント)
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ヴィラン治療再開、ストレンジ戻るも役に立たず
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みんなの記憶からピーターの記憶消して、迷惑掛からないようになりました。
話を整理すると、ヴィランの治療のあるなしに関わらず、ストレンジは失敗しておりピーターの記憶は消さざるを得なかったことが分かります。故に真ん中のストーリーいる?ってなります。
というか、私自身はミステリオの嘘、ひいてはジョンジョナジェイムソンの鼻を明かしてほしかったなぁという気持ちが強かったのかも。
とはいえ、旧スパ世代のアラサーである私はトビー・マグワイア、アンドリュー・ガーフィールドの登場には号泣したし、ヴィラン大集合はユニバーサルスタジオにあったライドを思い出せて懐かしい気持ちにさせられました。特にウィレム・デフォーは小学生ながら「こ、この人素顔の方が怖いぞ」と思っていたのがコモンセンスだったのか、マスクが不評だったからなのか素顔でグリーンゴブリンを演じており、演じ切ってくれたことに感謝です。
楽しいけど切なさが残るトムホ版にしては珍しい終わり方なので、祭りは祭りとしてもう一度見てみようかなと思います。