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ほんとうに映った!監死カメラ6(2013年製作の映画)上映時間:61分

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評価【★★★☆☆】3.0/5点満点中

監督
 寺内康太郎(寺内幸太郎)
 坂井田俊

 

あらすじ

 監死カメラシリーズ第5弾。オムニバス方式で監視カメラに映った心霊現象を紹介…。するはずなんだけどなぁ…。

 

総評

 監視カメラに映った恐怖映像をオムニバス方式でまとめた一作。序盤こそ監視カメラが使われた少しぞっとする映像でしたが、半分もたたないうちに雲行きが怪しくなり、最後は奇人変人紹介映像になっていました。誰が笑わせろといった。

「幽霊をコレクションする男」

序盤で映し出された恐怖映像には続きがあり、奥から唐突に男性が登場し、ごみ袋を手にし霊とおぼしき影を捕まえてしまった。この映像を基に取材班は、実際にその男と接触することに成功。なんとその男は昔から霊感があり、霊を見つけてはごみ袋に入れてコレクションしているという…。取材班は彼の自宅に招かれると、そこには棚一面に並べられたごみ袋が。その後最近手こずっている地縛霊を取るところを撮らせてもらえた。はた目には独り芝居をしている様にしか見えなかったが、悪戦苦闘したのち捕まえた彼の首筋には霊によって絞められた跡がくっきりと残っていた…。

 

これはなんなんでしょうか。(一回目)
そもそもごみ袋で霊って捕まえられるんですね。そのうえ、保存まできくんですか。
そうですか…。

 

「霊気アレルギー」

毎度おなじみKATOR氏より、霊に取りつかれやすい人間北村さんを紹介され、霊気アレルギーであるという人物の自宅に来た取材班。玄関先で塩で清めてから入れ、スタッフ一人しか入れたくない等序盤から怪しい雰囲気。女性スタッフが単独取材することになり部屋に入るとアルミホイルで覆われた部屋や魔除けのお守りなどがそこら中にあった。

その体質から中学以来まともに外出したことがないと話す北村さん。霊感はあるものの見えない彼が霊に憑依されそうかどうかを判断するためにどうしているのかを問われると。「実際に見たほうが早いですね。」というと、おもむろに服を脱ぎ始めた!
服を脱ぐとなぜか女もののストッキングを履いていた。そればかりか上半身もパンストを切り裂いて纏っており、全身パンストを着こんでいるという異様な姿に。
どうやら北村さんによると、霊が入り込もうとするとパンストがひび割れを起こし、感知することができるという。女性スタッフも進められるがまま、服の上からパンストをまとい、頭までパンスト姿になった大人二人がいるというシュールな姿に。伝線とひび割れの区別が見てるこちらには全くつかないのも爆笑ポイントです。
女性スタッフが興味本位に風呂の時どうしているのかを訪ねると、さすがの北村さんもパンストを脱がないといけないそうで、そのために1分で風呂に入るという。
実演してもらっていると、急に苦しみだしどうやら霊に取りつかれてしまったらしい。いつものことだと言わんばかりに母親がなだめると、「エイッエイッ」と必死に霊を撃退する北村さんの姿でエピソードは終わる。

 

これはなんなんでしょうか。(二回目)

序盤は割と低めのテンションだった北村さんが、パンスト姿になってから暴走し、絵面も相まってすごいことになっています。是非一度目にしていただきたい光景ですね。


総じて監視カメラからずいぶん遠いところまで来てしまったなという印象と、これはコメディか?という感想です。いずれの映像も恐怖よりも絵面がすごいので、是非一度ご鑑賞ください。Amazonプライムで鑑賞可能です。