評価【★★★☆☆】3.5/5点満点中
監督
ウィルフレッド・ジャクソン
出演者
ピント・コルヴィグ
あらすじ
せっせと食べ物を運び、冬を越すための準備をするアリをキリギリスは「働きすぎだ」と笑う。やがて冬が来るとキリギリスは怠けていたことを後悔する。
総評
ディズニー版「アリとキリギリス」です。ストーリーは皆さん知っての通りの流れになるのですが、結末はキリギリスにやさしい作りになっています。
シリ―シンフォニーシリーズといえば音楽と映像の調和、今回もキリギリスの奏でるなんとも耳馴染みの良いバイオリンの音色に合わせて踊ります。またアリのわちゃわちゃとした細かい動きを画面いっぱいに行っている映像は、戦前ながらディズニーの力量を感じさせます。(どうでもいい話ですが、本作のキリギリスやたら痰を吐きます。当時の音楽家のイメージなのでしょうか。)
総じて安定のディズニー力を感じられる童話シリーズです。暗くなりすぎず明るさも保った話づくりでみやすい作品になっています。是非ご鑑賞下さい。