評価【★★★☆☆】3.5/5点満点中
監督
ジェイソン・ライトマン
脚本
ギル・キーナン
ジェイソン・ライトマン
出演者
ポール・ラッド
マッケンナ・グレイス
フィン・ウルフハード 他…
あらすじ
都会での生活が苦しく、母と兄の3人で田舎町へと引っ越してきたフィービー。この町では、30年間にわたり原因不明の地震が頻発していた。祖父が遺した古びた屋敷で暮らし始めたフィービーは、リビングの床にほどこされた奇妙な仕掛けに気づく。さらに屋敷を探るフィービーが祖父の地下研究室で目にしたのは、見たことのないハイテク装備の数々だった。祖父がかつてゴーストだらけのニューヨークを救った《ゴーストバスターズ》の一員だったことを知ったフィービーだったが、床下でみつけた〈ゴーストトラップ〉と呼ばれる装置を誤って開封してしまう。それをきっかけに不気味な緑色の光が解き放たれ、町ではさらなる異変が起こり始める…。
フィルマークスよりあらすじ抜粋
総評
言わずと知れたゴーストバスターズシリーズの最新作。非常にサッパリとした作品でした。
フィービー役のマッケンナ・グレイスがかわいらしさと聡明さを併せ持つ魅力的なキャラクターを演じてくれています。現実的で科学を愛する少女が、いつしかお化けを信じる様になり、祖父の生きた証を追う物語へと発展させていっています。
サイコに登場するモーテルかのような屋敷や新たにラジコンや銃座を設置したECTO-1など、背景や小道具も効いていました。
一方で家族の物語に焦点を置きすぎたせいなのか、テンポはやや重く感じました。家族の会話等をもうちょっと削減して90~100分程度の映画になっていたら、より楽しく見れたかもしれません。
とはいえ、文句はその程度はあとは子供たちが活躍し、古いファンには初代キャストが集合するというニクい演出もあり、十分楽しめる一作になっていると思います。夏休み映画としてどうぞご鑑賞下さい。