HiGH&LOW THE MOVIE2 / END OF SKY(2017年製作の映画)上映時間:124分
評価【★★★☆☆】3.9/5点満点中
監督
久保茂昭
中茎強
脚本
平沼紀久
渡辺啓
福田晶平
出演者
岩田剛典
鈴木伸之
町田啓太
山下健二郎
佐藤寛太 他…
あらすじ
SWORD地区──。
「山王連合会」「White Rascals」「鬼邪高校」「RUDE BOYS」「達磨 一家」という5つのチームが拮抗するエリアは、それぞれの頭文字をとってそう呼ばれていた。バラバ ラだったSWORDのメンバーたちは、伝説のチーム「ムゲン」のリーダー・琥珀率いる湾岸連合軍との“コンテナ街の戦い”に辛くも勝利。街は束の間の平和を取り戻していた。そこに突然、彗星のごとく最凶の集団が現れる。暴力で人を束ね、街全体を震え上がらせていた暴君・林蘭丸率いる悪名高いスカウト集団「DOUBT」。絶大な力で監獄に君臨していた王者・ジェシーを筆頭とする武闘派集団「プリズンギャング」。新たな敵は、恐怖によるSWORD支配を目論んでいた。さらに権力と癒着してカジノ建設の野望を持つ反社会組織「九龍グループ」と、その陰謀を暴こうとする琥珀、九十九、雨宮兄弟の激闘も絡み、SWORD地区はかつてない事態へと突入する。
フィルマークスよりあらすじ抜粋
総評
祭りじゃ祭りじゃーい。冒頭いきなり怒涛のパルクールを見せ、こちらのテンションを上げてくれます。そしてそのまま流れる様に、5チームの紹介そしてコブラによる「てめぇら後悔すんなよ」からの「EXILE TRIBE / HIGHER GROUND」!!!!!
あがるぅううう。
もう他にいう事はありません。
とまぁそういう訳にもいきませんので、レビューを続けます。
やはりこの映画は日本映画の中でも、アクションシーンは群を抜いていますね。
新登場の源治役のNAOKIさんはキレッキレッの動きを見せてくれます。ターミネーターのT-1000とブラックレインの佐藤を足して2で割ったようなキャラクター造形でそれがNAOKIさんのフォルムとガチッとハマっており、最高です。
また琥珀さんの謎度は今回も健在。USBを受け取りなぜか海外へ行き、何もせずに戻ってきたかと思いきや琥珀さん、髪が!、「どうしちまったんだよ、琥珀さん!」
そしてUSBを返却しようとして邪魔が入り、失敗しそうになるシーンは爆笑ものです。
話としては、相変わらず破綻しており登場人物たちの行動も謎なものばかりなのですが、前作にあったようなウェットなシーンは抑えめになっており、その分アクション、喧嘩シーンに全振りしたような一作になっています。おかげで祭り感がグレードアップしており、見やすい作りになっています。3作目は既にレンタルしているので、近いうちにレビューします。いやぁすっかり毒されています。