HiGH&LOW THE MOVIE(2016年製作の映画)上映時間:130分
評価【★★★☆☆】3.8/5点満点中
監督
久保茂昭
脚本
渡辺啓
平沼紀久
プロデューサー
中林千賀子
主題歌/挿入歌
EXILE TRIBE
出演者
AKIRA
岩田剛典
青柳翔
井浦新(ARATA)
TAKAHIRO
登坂広臣 他…
あらすじ
数多の不良たちが集まる、危険な荒れ果てた街。「山王連合会」「White Rascals」「鬼邪高校」「RUDE BOYS」「達磨一家」各チームそれぞれの頭文字をとって、その地区は「SWORD」地区と呼ばれ、そこにいる不良たちは「G-SWORD」と呼ばれていた。SWORDが頭角を現す前、伝説のチーム「ムゲン」が一帯を支配していた。その支配に唯一屈することのなかった「雨宮兄弟」、両者は激しく衝突し、突如ムゲンは解散してしまう。ギリギリのところで保たれている均衡、しかしその地区にある男が帰ってくるところから事件がはじまる。過去から未来へ、未だかつてない戦いが今はじまる。
フィルマークスよりあらすじ抜粋
総評
いきなり爆発ドーンからスタートしてタイトルがドカーンと出る。実に威勢のいい映画です。ドラマを未視聴で臨んだのですが、冒頭で振り返りシーンを入れながらナレーションの立木さんが解説してくれるので、すんなりと入りこむことができました。
はっきり言って脚本は無いに等しいです。ですがそんなことはどうでも良いのです。
「どうしちまったんだよ、琥珀さん!」等のセリフ回しやダンスを取り入れた様なアクションシーンそして何よりSWORDS大集合祭りからの激熱イントロでぶちあがります。なんなんだ車のボンネットに乗って登場って…。いいよ、最高だよ!
達磨一家が劇中でも言っていますが、これはお祭りなのです。だからヤンキーたちが集まり、血沸き肉躍るのは当然のことなのです。
最後の終わり方も琥珀さん落としたらそれでいいのかと思いますが、琥珀さん倒しゲームをやっていたと考えればそれもまぁよしといったところでしょうか。
上映当時は応援上映もあり、非常に盛り上がったとか。本作を十分楽しむためには、そういったいわゆる”ツッコミ”が欠かせないものになっていますので、音声解説の様にBlu-rayの特典にでもつけてもらえるとこの祭りが盛り上がるのではないでしょうか。