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三匹の子ぶた(1933年製作の映画)上映時間:8分

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評価【★★★☆☆】3.2/5点満点中

監督
 ウォルト・ディズニー

 

あらすじ

 誰もが知る童話「三匹の子ぶた」をディズニーがアニメ化

総評

 続編である「赤ずきんちゃん」を先日観たので、今回は一作目である「三匹の子ぶた」をレビュー。しょっぱなからごきげんなリズムで「オオカミなんか怖くない~」と歌い、踊る様を見た瞬間、お前ら学ばんかったんかい!とツッコミ(時系列的には赤ずきんちゃんの方が後ですが)。

 話自体は童話「三匹の子ぶた」をなぞりながらもディズニーらしさは全開。童話と現代的なものをうまくマッチングさせています。母親の写真がかけられているかと思ったら、父親の写真はハムとソーセージになった状態とブラックジョークも気が利いています。

 また登場するオオカミの造形は本作で既に完成されており、トップハットに白い手袋、ズボンをはいて擬人化に成功しています。(得意の変装も本作で既にいくつか披露)

 総じて1933年とは思えぬぬるぬるとした作画はもちろんのこと、見た後にも頭に残る音楽、そしてユーモアも含めて既に完成されたディズニーの形式が見られます。続編の「赤ずきんちゃん」と併せて是非ご鑑賞下さい。