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メン・イン・ブラック3(2012) 上映時間:108分

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評価【★★★☆☆】3.9/5点満点中

監督
 バリー・ソネンフェルド
脚本
 イータン・コーエン
出演者
 ウィル・スミス
 トミー・リー・ジョーンズ
 ジョシュ・ブローリン 他…

あらすじ

エージェント“J”と“K”のコンビは今日も奇想天外なエイリアンたちを監視し、その暴走を取り締まるべく奔走していた。ある日、Jは単独で事件を追うKを不審に思い、その真相を問い詰めるも全く取り合ってもらえない。翌日、不信感を募らせたJはKを探すが、どこを探してもKの姿が無い。さらにMIBの上司からは、「Kは40年前に亡くなった」という理解不能な発言が飛び出す。混乱するJ。何者かが過去を書き換えたのか?そして、時を同じくしてエイリアンの侵略が一斉に始まり、地球は未曽有の危機に陥る―。一体、Kの身に何が起こったのか?そして、黒幕はいったい誰なのか?すべての謎を解き明かし、地球の危機を救うため、Jは40年前の世界にタイムスリップを試みる―。果たして、Jは未来を救うカギを見つけることが出来るのか?そして、過去の世界で明かされる、JとKの関係にまつわる衝撃の真実とは!?

 

フィルマークスよりあらすじ抜粋

filmarks.com

 

総評

 言わずと知れたエイリアンコメディ第3弾。前作から約10年のブランクの後に来た今作はなんと40年前の過去に飛んでいくという設定。本作を結論から言うと「バディ感戻ってきた!」という感じです。前作がどちらも威張り合う感じで漫才感が薄かったのに対してキャリアを積んで柔らかくなったウィル・スミスが新たな相方であるジョシュ・ブローリンに対してボケまくります。40年前にタイムスリップしたという設定のおかげで彼のボケがまるで「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のマーティの様に「もどかしさ」からくるような笑いになっているので、そこが注目ポイントですね。

 タイムトラベルの方法も新鮮でした、タイムジャンプの名の通り飛び降りをすることで、時間を跳躍するというもの。ただ飛び降りるだけでなく、飛び降りた後、元の高さまで戻る描写は新鮮でしたね。また、5次元の世界のエイリアンが登場し、現在、過去、未来を通してみることができるというキャラも本作のラストにつながる重要な役割を果たしてくれ印象的でした。

 総じて、本作はJとKの友情の始まりを描いており、出会えたことが運命(奇跡)という脚本のおかげで、ただ笑って楽しいだけに終わらず、しっとりとした作風になっており、ラストシーンを際立たせています。現状最新作では主人公が変わってしまったことで、二人の活躍は見ることができませんが、有終の美を飾れたのではないでしょうか。

 話題のあの人が実は宇宙人シリーズ、本作はレディ・ガガ。最近こそおとなしくなりましたが、2012年当時の彼女のファッションはまさしく宇宙人の様でしたね。