評価【★★★★☆】4.0/5点満点中
監督
バリー・ソネンフェルド
脚本
エド・ソロモン
出演者
トミー・リー・ジョーンズ
ウィル・スミス
リンダ・フィオレンティーノ 他…
あらすじ
ニューヨーク市警の刑事エドワーズは、黒いスーツに身を包んだ男"K"にスカウトされ、最高機密機関MIB(MEN IN BLACK)の一員となる。過去を抹殺され、名前もただの"J"となった彼は、現在地球上に約1,500ものエイリアンが人間に姿を変えて暮らしている事を知る。エイリアン達が犯罪や侵略行為に出ないよう監視し、その存在を世間から隠す事がMIBの任務だった。そして、ベテラン捜査官の"K"と新米の"J"を待っていたのは、銀河系の存亡を賭けた戦いだった・・・。
フィルマークスよりあらすじ抜粋
総評
言わずと知れたエイリアンコメディの決定版。Amazonプライムで見放題対象期限間際だったので視聴しました。本作を視聴するのはもう何度目になるでしょうか。何度見ても面白さにあふれている一作だと思います。
まずバディものとしての良さがあります。寡黙だがユーモラスも持ち合わせているKとおしゃべりで血気盛んなJの正反対な二人のやり取りはまるで漫才の様で、当たり前の様にエイリアンと会話するトミー・リー・ジョーンズとそれに突っ込むウィル・スミスが醸し出す絶妙な感じが良いですね。
またリック・ベイカーのクリーチャーデザインも秀逸です。どこかで見たエイリアンらしいエイリアンなのですが、彼らが地球で隠れて生活しているという点を活かして、どのように隠れているのかを見るのも本作の見どころの一つです。
本作のラスト、地球からどんどん離れていき実はこの宇宙は宇宙人が遊んでいるビー玉の一つだったというオチは、人間がこの宇宙においてなんて小さな存在なのかと思わせるととともに、夢を持たせてくれるラストで好きな終わり方です。
総じて今見るとCGの粗い部分はあるものの、ハチャメチャな世界観に連れてってくれる良作です。宇宙に思いを馳せたいそんな日には、ぜひどうぞ*1
*1: ´∀`