評価【★★★☆☆】3.2/5点満点中
監督
リチャード・レスター
出演者
クリストファー・リーヴ
マーゴット・キダー
ジーン・ハックマン 他…
あらすじ
ある日、エッフェル塔が水爆を持ったテロリストによって占拠されてしまう。それを知ったスーパーマンはエッフェル塔に駆け付け水爆を宇宙空間で爆発させるのだった。
事件は解決したかに見えたが、水素爆発によって、宇宙空間に閉じ込められていた惑星クリプトンの反逆者ゾッド将軍らが復活してしまう。
彼らはスーパーマンを追って地球に襲来し、一方的な破壊活動を始める。一方、スーパーマンことクラークは、同僚で思いを寄せる女性記者ロイスに自身の正体がばれてしまう。スーパーマンとしてではなく、人間として生きることを決めたクラーク・ケントだが、ゾッド将軍らが侵攻を進めていた。
総評
前作以上にハチャメチャなストーリーになってスーパーマンが帰ってきました。当時はビデオとかがなかったからなのか冒頭にダイジェストで前作を復習できるのが、親切なつくりになっています。
図らずも先日レビューしたマンオブスティールの原作ともいうべき本作は、ゾッド将軍率いる3人組による超能力バトルが見れるようになっています。超能力の表現方法も多岐にわたり、息が突風になったり、空中でバトルしたりと、今CGでリメイクされたらどうなるんだろうと思わされます。(まぁそれがマンオブスティールなのかもしれませんが…。)
またスーパーマンが一度力を失うというのも印象的でした。ロイスに正体がバレ、愛する人のために人間になることを受け入れるという前作の空のデートの様に、どこかロマンチックな要素が必ず入ってくるのもスーパーマンらしいと思わされます。
総じて前作以上にバトル部分、ロマンス要素もパワーアップし続編として、2としての合格ラインを越えていきます。今見るとつたない印象の特撮シーンも楽しく見ることができました。1しか見たことがないという方も直接の続編なのでぜひ見てみてください。