評価【★★☆☆☆】2.9/5点満点中
監督
ジム・ジャームッシュ
出演者
ビル・マーレイ
アダム・ドライバー
ティルダ・スウィントン
あらすじ
アメリカの田舎町で3人だけで働く警察署でロバートソンとピーターソンは、他愛のない住人のトラブル対応にいそしんでいたが、突如町にゾンビが現れ、事態は思わぬ方向へと進んでいくのであった…。
総評
アダム・ドライバー目当てに視聴。「死者は死なない」という直訳の通り、よみがえったゾンビたちに町が覆われていくという話。なのですが、実際はコメディ映画であり、中でもオフビートな方向性の笑いです。スターウォーズネタでアダムドライバーがいじられたりする中、ビル・マーレイ等が終始真顔でネタを出していく様はシュールそのもの。
ゾンビの種類も豊富で、スマホゾンビやらファッションゾンビなど、生きていた時の習性がそのままゾンビに反映されるというもので、そこも面白ポイントかと。
ただアダム・ドライバーが終始言っていた「まずい結末になる」というのが、本当にまずい結末で、本作を100分見続けていた人には、「一体何だったんだ。」という感想が出てしまいました。気になる結末については、ご自身でお確かめいただければと思います。
総じて随所にちりばめられた映画ネタやオフビートな笑いは、ゆるゆるとしたゾンビ映画を作り出しています。ラストをどうとるかによって評価は分かれると思いますが、そこを含めての緩さという事で。