MEG ザ・モンスター（2018年製作の映画）上映時間：113分
評価【★★★☆☆】3.0/5点満点中
監督
ジョン・タートルトーブ
出演者
ジェイソン・ステイサム
リー・ビンビン
レイン・ウィルソン 他…
あらすじ
人類未踏の地とされる「マリワナ海溝」を超える深海が発見された。沖合に海洋研究所を構えた探査チームが最新の潜水艇で深海へと繰り出す。生物がほとんど存在しない冷たい深海の海域を超えると、そこには温かな海域が存在し、幻想的な未知の生物世界が広がっていた。世紀の発見に心を躍らす研究チームだったが、巨大な“何か”に襲われ、身動きがとれなくなってしまう。深海レスキューのプロである、ジョナス・テイラー（ジェイソン・ステイサム）を救助に向かわせるが、彼の目に飛び込んできたのは200万年前に絶滅したと思われていた実在する巨大ザメ“メガロドン”だった―！！
フィルマークスよりあらすじ抜粋
総評
ジェイソン・ステイサムがいる事で、豪華になったB級映画という感じの作品です。とはいえ、ステイサム個人が全部どうにかするという訳ではなく、たっぷり入ったであろう中国資本の元、中国人俳優とステイサムが手を組みメガロドンに挑むタッグ戦となっています。
ストーリーは単純明快で、海底研究を行うチームに突如として絶滅していたかに思えた巨大ザメ”メガロドン”が復活し、それを救助にきたステイサムが退治するというもの。
それ以外にも雑な恋模様も描かれますが、本作は脳を空っぽにしてみることを前提に作られており、「ランペイジ」でロック様がやった大乱闘と同じ括りにしてしまっても良いでしょう。緊急事態にも関わらず交わされる軽口の応酬には、こちらがやや閉口してしまいますが…。
総じて頭空っぽにしてみる分には、楽しめる一作なのではないでしょうか。何よりもサメ映画というジャンルにジェイソン・ステイサムが登場するそれだけでサメ映画の中で特筆すべき点であると言えるでしょう。
