評価【★★★☆☆】3.2/5点満点中
監督
デヴィッド・イェーツ
脚本・原作
J・K・ローリング
出演者
エディ・レッドメイン
ジョニー・デップ
エズラ・ミラー 他…
あらすじ
今度の舞台は、ロンドンとパリ。
イギリスにもどってきた魔法動物学者の主人公ニュートは、強大な敵の魔法使い、グリンデルバルドが逃げ出したことを知る。魔法界、そして人間界をもおびやかしかねない彼を追い、ダンブルドア先生とニュートがタッグを組み、ニュートの仲間、魔法動物(ビースト)たちとともに、一同はパリへと向かう。
総評
part2になり、前作でも少々あったダークな感じが強まっています。ハリーポッターシリーズで主要キャラであったダンブルドアが出てくることもあり、前作のそれまでシリーズを見てこなかった層でなくても楽しめるという感じは薄まってしまいました。また、「ファンタスティックビースト」の名を関していながら、魔法動物要素が少なくなり、そこは残念な点でしょう。
肝心のストーリーについては、最初のグリンデルバルド脱走以外は特に何も進展せず、あえて出すとしたら、前作で場を和ませるキャラであったクイニーが悪の側に寝返ったところでしょうか。
逆に良かったところとしては、キャラクターの過去に焦点を充てた作品になっているので、ファンであればあるほど、楽しめる作品になっているところでしょう。「実はあの人とダンブルドアが血縁関係にあった。」やニュートの過去等、前作では語られなかった話が出てきています。
総じて、一作目と比べるとハリーポッターシリーズ履修者でない方には難しいですが、シリーズ履修者にはにやりと来るシーンがちりばめられており、キャラが好きという方にはお勧めできる一作です。