評価【★★★★☆】4.0/5点満点中
監督
リリー・ウォシャウスキー
ラナ・ウォシャウスキー
出演者
キアヌ・リーヴス
ローレンス・フィッシュバーン
キャリー=アン・モス 他…
あらすじ
凄腕ハッカーのネオは、最近”起きてもまだ夢を見ているような感覚”に悩まされていた。そんなある日、自宅のコンピュータ画面に、不思議なメッセージが届く…。正体不明の美女トリニティーに導かれて、ネオはモーフィアスという男と出会う。そこで見せられた世界の真実とは。やがて、人類の命運をかけた壮絶な戦いが始まる。
総評
この映画が影響を受けたもの、そしてこの映画から影響を受けたものがあまりにも多く、少しダサさすら逆に感じてしまうほど、この映画はセンセーショナルなものだったと思います。
本作で実際のところ完結しているとも言え、物語の肝である自分を信じることこそが救世主になるという結論に達しており、そのメッセージでいったい何人の若者が救われたのかと。
現実と虚構が入り混じる感覚は、新作でも新鮮な表現で行われていましたが、今作があってこそといえるでしょう。
カンフーと銃撃戦、スローモーション(バレットタイム)がふんだんに盛り込まれた本作、まだ見たことがない方は是非食わず嫌いにならずに見てほしい作品です。