評価【★★★☆☆】3.5/5点満点中
監督
イーライ・ロス
出演者
ロレンツァ・イッツォ
アリエル・レヴィ 他…
あらすじ
過激な環境保護を訴える活動をしている学生グループたちはアマゾンの森林伐採の不正を暴くために現地を訪れる。しかし、彼らの過激な活動は問題視され、強制送還されてしまう。不運にも帰路についた飛行機にエンジントラブルが発生。あえなく彼らの乗った飛行機は、熱帯雨林に墜落してしまう。生き残った学生たちは助けを求めるのだが、そこにいたのは人間を食べる習慣をもつ食人族だった…。
総評
ウルルン滞在記の食人版ともいうべき本作。
食人シーンのグロ描写ばかりに目が行きがちですが、食事シーンがじつにのどか。
調理するシーンで子供が唾を呑み込む場面などは微笑ましさすらあります。
元々ろくでもないやつらだったので、次々と餌食になっていくのにそこまで罪悪感がないというか、たぶんやられるなっていう感じで見れます。
また社会批評も映画の中に描かれています。食人族と我々現代人どちらの方がひどいことをしているのか。過激な環境保護活動は、「善」といえるのか。
総じて家族には薦められませんが、食人族というものをサッパリと見せてくれます。
ラストのおまけは私個人的にはあまりといったところですが、まぁホラー映画あるあるなので、全体的におすすめです。