リトル・ミス・サンシャイン（2006年製作の映画）上映時間：100分
評価【★★★★☆】4.1/5点満点中
監督
ジョナサン・デイトン
ヴァレリー・ファリス
出演者
グレッグ・キニア
トニ・コレット 他…
あらすじ
全米美少女コンテストで地区代表に選ばれた9歳のオリーブは家族のミニバスで会場を目指すが、同行するのは問題だらけの家族たち。問題だらけの家族旅行、何も起こらないはずもなく…。
総評
主人公一家の癖がみな強いながらも、愛せるキャラになっています。
薬中で老人ホームを追い出された祖父、料理もろくにしない母親、セミナーで一発当てて成功したい父親、自殺未遂を犯したゲイのおじ、無口でねじ曲がっている兄。
そんな中で、娘だけがバラバラな家族を纏めてくれるまさにリトルミスサンシャインな存在です。
この映画を見る前、登場人物と同様に「自分はダメだ」、「自分は負け組だ」と悩んでいました。映画を見て、それが180度変わることはないですが「ダメなままでも良い」、「嫌味を言いながらも家族がいる」という本当の負け組とは何かを教えてくれた映画です。自分と同様に悩み苦しんでいる方に是非見てもらいたい一作になりました。
