評価【★★★☆☆】2.9/5点満点中
監督
デイビット・F・サンドバーグ
脚本
ヘンリー・ゲイデン
出演者
ザッカリー・リーヴァイ
マーク・ストロング 他…
あらすじ
家出少年ビリーは、ある日、魔術師からヒーローの才能を見出され、世界の救世主に選ばれ、ある言葉を叫ぶと、心は少年のまま体は大人のスーパーヒーローに変身できるようになる。超能力に有頂天になるビリーだが、一度は魔術師から見込まれ、ヒーローの力を手に入れるはずだった男からその力を狙われることになる。
総評
劇場で見て以来の2回目
正直な感想としてはあまり主人公に感情移入出来ず、敵キャラの方がよっぽど感情移入出来てしまうのが難点。
というのも、親探しに必死で暗かったスーパーヒーローになったとたんおちゃらけ始め、それが結構な尺をとる。
加えて、冒頭で敵キャラであるシヴァナが家族から虐げられ、魔術師からも拒絶され力に固執する様子が描かれている。
目的が明確なシヴァナと比べてビリーの行動原理がいまいちわからず、おちゃらけシーンは目に楽しいのだが、引っ掛かりを覚える。
「マンオブスティール」や「BVS」の様な「暗すぎるよ!」ってのは無く溌剌とした(正直なところスパイダーマンホームカミングを意識してると思われ)感じは良かった。
最後は里親家族をみんなヒーローにする。という考えも力は分け与えるべきという理屈はわかるが、面白いかといわれると。
ライドし切れない惜しい作品ながらも、
DCユニバース好きなら明るい映画は珍しいので、一度は観てみてください。