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マトリックス レザレクションズ ネタバレあり感想  上映時間:148分

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https://wwws.warnerbros.co.jp/matrix-movie/

評価【★★★☆☆】3.0/5点満点中

 

監督
ラナ・ウォシャウスキー
出演者
キアヌ・リーヴス
キャリー=アン・モス 他…

 

ネタバレありなので、映画視聴済みの方のみ読んで下さい。



長い!
が、リメイクともリブートとも異なる異色作という感じ。

物語は、最初こそメタ的な話(ワーナー・ブラザースの名前が出てくる)やキアヌのほぼ私生活みたいな地獄描写映像に目新しさを感じます。(特にラーメンを孤独に啜るシーンはプライベートか?となる。)
今までの物語はゲームだったという設定にすることで、現実と非現実があいまいになり、観客にとっても「こ、これはどっちのなんの話なんだ」とさせられてて世界観に酔えます。


ただ種明かし後は物語内でいうデジャヴどころかスケールダウンしてない?な場面が多く冗長に感じました。
アクションについては、ジョン・ウィックでの切れはどこへ行ったのか。手を前に出す予告でもあった防御シーンがほとんどで、カンフーらしさはどこかへ。

クライマックスの脱出シーンもゾンビ映画の様な既視感しか無く何の為のなんだろうという気持ちが頭をよぎり、モヤっとします。


序盤の悪夢の様な展開が良かっただけに中盤、終盤のストーリーが冗長に感じましたが、設定だけで勝っているとも言えます。
ぜひ一度IMAXでなくてもよいので、劇場でやっているうちに変な感覚を味わってみてください。